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子供に野球をやらせたいけど野球道具にかかるお金って?小学生から大学までのリアルな金額をぶっちゃけ【少年野球編】

子供に野球をやらせたいけど野球道具にかかるお金って?小学生から大学までのリアルな金額をぶっちゃけ【少年野球編】

Photo:unsplash

アメリカ MLBでは大谷翔平をはじめとした日本人選手が活躍する中、これから野球をはじめようと考えていたり、子供に野球をやらせたいと考えている親が増加中。でも野球をやるのには、お金がどのくらいかかるのか心配なところではないでしょうか。本記事では野球にかかるリアルなコスト感を様々な視点で算出しご紹介。

まず野球を始める年齢として最も多い年代である小学生。野球をはじめるにはどこに入部すればいいのか知りたいですよね。まず一番最初に知ってもらいたいのが、野球には「軟式」と「硬式」ボールが存在していることです。どちらのボールを使った野球を子供に習わせるのか。これによってその後の野球人生は大きく変わる可能性があります。

プロ野球選手の多くは少年野球時代は「硬式」ボールを使用したリーグに所属しているケースが多く、MLBで活躍している大谷翔平選手も少年硬式野球チーム「水沢リトルリーグ」で野球をはじめ、その後も硬式野球チームでのエリート街道を走り抜けています。「硬式」「軟式」によって野球にかかる費用も変わってきますので、先ず少年野球ではどんな野球が存在しているのかご紹介していきます!
 

野球に必要な経費

 

野球を始める年齢として最も多い年代である小学生。野球をはじめるにはどこに入部すればいいのか迷ってしまいますよね。軟式野球であれば、通っている小学校のチームに入部する事が一般的。硬式野球であればリトルリーグ」「ボーイズリーグ」「ヤングリーグなどに加盟する硬式少年野球チームに入る必要があります。いずれも少年野球をやるためにかかる費用には月会費、年会費、スポーツ保険代、道具代、遠征費、選手登録費などがあります。
●小学生から野球を始めるためにかかる費用【例】
【固定費】
・月会費:毎月3,000円程度
・スポーツ保険費:年間3,000円程度
・父母会費:1,000円程度
・ガソリン代:ASK(試合の送り迎え)
【変動費】
・道具代:初期費用で10万円前後(グローブ、バット、スパイク、ユニフォームとウェア類(春夏秋冬用)、野球用バッグ、手入れ用品など)
・遠征費:大会で勝利し、全国大会などに出場した場合にかかる交通費や宿泊費など
・治療費:スポーツに怪我はつきものです
・練習費:年間30,000 円程度(自主練習で上達するためのバッティングセンター代や、練習用アイテム代)
・消耗道具代:年間で1万円以上(バッティンググローブやスパイクなどの消耗道具は定期的に買い替えが必要です)

合計:初年度 200,000円前後
※チーム事情によって変動

少年野球をはじめる時に一番経費がかかる項目はやはり道具代。小学生の場合は年齢と共に体も大きくなり、グローブが手に入らなくなったり、スパイクがきつくなったり、ユニフォームのサイズを大きくしたりなど、毎年必ず道具代がかかってきます。特に硬式野球は野球用品の値段も軟式に比べて高いため、セール品や状態の良い中古品などを検討するのも◎。

少年野球は「練習環境」や「指導者」によって「技術」や「モチベーション」に大きな影響を及ぼし、中学・高校など、その後の野球人生を左右する大切な時期です。野球の楽しさは「できなかったことができるようになること」「苦楽を共にしている仲間と一緒に戦う喜び」「試合の中で活躍できた時の嬉しさ」など、たくさんの「経験」ができます。しかし、それと同時に「悔しさ」や「辛さ」も経験することでしょう。
野球は人間形成にも大きく影響すると言われており、「お金では買えない経験」がたくさんできます。この経験は子供だけではなく、子供が試合で活躍した時の嬉しさや成長を実感できる親も同時に「お金では買えない経験」ができることでしょう。これから野球を始めたいと思っているご家庭で、野球にかかる経費を少しでも抑えたいと考えている方は、フリマサイトや、使わなくなった野球用品を譲ってもらえるサイトなどもあるので、賢く経費を抑えて始めてみましょう。


Edit:Mr.KOSHIEN


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