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甲子園で優勝!日本一に輝いた夏の主人公【Good Ball History vol.2】

甲子園で優勝!日本一に輝いた夏の主人公【Good Ball History vol.2】

Good Ball History Episode.2
出身高校:日本大学第三高等学校


本企画「Good Ball History」は、ミスター甲子園として当サイトで活動している一方、社会で活躍している元甲子園球児をご紹介!野球の魅力をはじめ、夢の舞台「甲子園」までの道のり、社会に出てからの経験など、これまでの野球人生にまつわるお話をインタビュー。

〈PROFILE〉
吉永健太朗(Kentaro Yoshinaga)
東京都で生まれ、地元の少年野球チームで野球をはじめる。中学は強豪の調布シニアに入り、高校は春夏通算37回優勝3回の全国屈指の強豪校「日本大学第三高等学校」でエースとして甲子園に出場。3年生夏には甲子園優勝投手として大活躍し、早稲田大学に進学。その後、JR東日本で投手として活躍。


ーー野球をはじめたきっかけを教えてください。
吉永さん(以下:吉永。敬称略)父と河川敷で石投げをしていたのですが、肩が強かったらしく、遊び半分で始めました。


ーー小・中学生時代におこなっていた練習を教えてください。
吉永とにかく走り込み、そしてバットを振ってました。他にはピッチングの細かい練習よりも遠投をたくさんやっていました。


ーー野球がうまくなるために小・中・高、それぞれの年齢時に大切にした方がいいことがあれば教えてください。
吉永細かい事を言えば沢山ありますが、野球に限らず、スポーツをする上で目標を持つ事が大事だと思います。目標なしに継続して頑張ることは難しいので、大きな目標でなくても自分が頑張るための原動力が必要だと思います。


ーー日本大学第三高等学校を選んだ理由はなぜですか?
吉永甲子園に出るためにどの学校がいいかと考えた時、圧倒的に打撃の良いチームという印象だったので、このチームで自分がピッチャーとして頑張れば甲子園に行けるのではないかと考えました。



ーー甲子園に出場するためにチームや個人でおこなったことはありますか?
吉永全体練習が質の高い練習だったので、個人で特別な練習方法は行っていませんでした。どちらかというとハードな練習の中でいかに怪我をしないようにするかを意識していました。チームとしては、レベルの高い選手が揃っていたので、チームメイトに負けないように切磋琢磨できていたことが結果としてチームのレベルアップに繋がっていたと思います。


ーー甲子園で優勝されましたが、日本一になるために必要なことはどんなことですか?
吉永まずはチームワークが必要だと思います。個々のレベルが高ければ、ある程度のところまでいけると思いますが、日本一を取るためにはチームプレーを意識することで1つレベルが上がると感じました。

 

ーー甲子園のマウンドではどのようなことを考えていましたか?
吉永甲子園だからと特別なにかを意識したことはないです。常にベストを尽くすためになにをしたらいいのかを考え、プレーや準備をしていました。


ーー甲子園に出場して良かったと感じることはその後の人生の中でありますか?
吉永10年以上経った今でも沢山の方にお声をかけていただけることはとても嬉しいです。野球に限らず、仕事においてもすでに知ってくれてるという意味では自分次第ではありますが、人生のアドバンテージだと感じます。


ーー野球が楽しい、つらいと思った時はどんなときですか?
吉永基本的につらいと思った事がほとんどです。特にけがが多かったので、挫折の繰り返しでした。しかし、その中でも沢山の成功体験をする事ができたので、野球を通じて沢山のことを学ぶ事ができました。

ーー社会人になって野球をやっていて良かったなと思う事、野球以外にもう少し努力をしておけば良かったと思うことがあれば教えてください。
吉永野球だけに熱中して最後までやることができたという点では、社会人野球を経験できて良かったです。逆に野球ばかりやってきたので、もう少し勉強もちゃんとやっておけば良かったと思います。


ーーこれからの人生の目標があれば教えてください。
吉永これまで培ってきた成功体験や失敗談を少しでも誰かのために伝えていくことができれば良いなと思っています。


ーー吉永さんに野球の相談をしたいと思っている人にコメントをお願いします。
吉永
日本一やアジアチャンピオンの経験から、肩の手術で1年間投げられなくなった挫折経験まで、たくさんの経験をしてきました。これから野球を頑張っていきたい方には、有意義なアドバイスができると思っています。是非一緒に頑張りましょう!

 

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Photo:Naoki Muramatsu
Edit:ミスター甲子園 編集部


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