木材バットの不適格材を活用!野球選手の胃袋を支える鉄フライパンと専用ポーチ
JAPAN MADE PROJECT OSAKAの一環として、大阪八尾の町工場「藤田金属」とクリエイティブユニット「TENT」が手掛ける鉄フライパン「FRYING PAN JIU」を中心に、ライフスタイルブランドの「アーバンリサーチ」、そして「ミズノ」が加わる共同企画プロダクトが始動。
数量限定で先行発売となる「FRYING PAN JIU FOR URBAN RESEARCH」は、ミズノ社の木製バットに適さない不適合材をアップサイクルし、ハンドルに使用。ハンドル背面にはそれを示す「THIS IS MADE FROM A MIZUNO BASEBALL BAT. COLLABORATION WITH URBAN RESEARCH」の刻印が刻まれている。
多くのプロ野球選手が愛用するミズノの木製ベースボールバットは、同社の岐阜県養老工場にて、職人たちが丁寧に削りながらミリ単位で微調整を繰り返し製造。しかし、一見問題がない木材でも削っていけば木の節(ふし)が現れることがあり、この節がバットにあると、使用時にその節からバットが折れてしまうため、製品として販売することはできない。
今回の企画では、「メイプル」の不適合材を使用し、球場でバットとして振れなくとも、台所でフライパンとして振ってもらえるように製品化。バットのように手に馴染む無垢木材のハンドルは、使えば使うほどに経年変化を楽しむことができる。
|つくると食べるがシームレスに!商品名:FRYING PAN JIU FOR URBAN RESEARCH Mサイズ ハンドル付きセット
価格:7,700円
1951年からフライパンやアルミタンブラー、アルミの急須や風呂桶など、金属を使った様々な日用品を製造してきた「藤田金属」。金型作りから加工までを自社で一貫して行う技術をもっている藤田金属が東京のクリエイティブユニット「TENT」とタッグを組み、長い時間をかけて生み出したものが「FRYING PAN JIU」。
1.6mmの鉄フライパンで料理をすれば、肉や野菜を使ったいつもの料理も鉄板焼きのような美味しさに。そして、鉄板で料理をした後は取っ手をはずしてお皿として食卓に。「つくる」と「たべる」がひとつで完結する鉄フライパン。藤田金属独自のハードテンパー加工(焼き付け加工)を施しているため、鉄フライパンを使い始める際の「油ならし」が不要なのも使い勝手が抜群。
|ランチョンマットとしても使用可能なポーチ
アーバンリサーチスタッフの想いから生まれたJIU 専用ポーチ。同時発売となるFRYING PAN JIUの持ち運び用専用ポーチで袋から出した後はランチョンマットとしての使用も◎。
商品名:TRIVET POUCH
価格:¥4,950(税込)
カラー:BLACK、KHAKI
FRYING PAN JIUユーザーであるアーバンリサーチスタッフの強い希望から始まり、フライパンとお皿を兼用できるため、荷物を少なくしたいアウトドアシーンでも持ち出していたものの、持ち運ぶ際にハンドルが安定せず収納ケースに困っているという悩みに、TENTが試行錯誤し新しい収納ケースを考案。藤田金属とアーバンリサーチと3社が協力して製品化した専用ポーチ。
生地には適度な強度と軽さを併せ持つ国産8号帆布を採用。ハンドルを巻いて収納することによりハンドルの保護とともに安定性も確保。製造は明治25年創業の京都・亀岡のかばん縫製工場「加藤良」が協力し実現。
日本のものづくりに特化した企業が集まって完成したフライパンとポーチは、日常だけではなく、休日利用としてもおすすめです。
●URBAN RESEARCH
公式サイト:https://www.urban-research.jp
Edit:Mr.KOSHIEN