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【2023年夏】甲子園出場校を応援しよう。ついに全国の出場校が決定!出場するには1億円がかかる?甲子園にまつわるお金事情を調査。寄付先情報も一挙公開!

【2023年夏】甲子園出場校を応援しよう。ついに全国の出場校が決定!出場するには1億円がかかる?甲子園にまつわるお金事情を調査。寄付先情報も一挙公開!

2023年夏、ついに全国の甲子園出場チームが出揃った。すでに地方大会から劇的なドラマが数多く生まれ、甲子園が盛り上がることは必至。8月6日(日)からはじまる甲子園が待ち遠しい高校野球ファンも多いはず。そんな甲子園出場を果たした野球部は、いよいよ夢の舞台へ向かうのだが、現実では様々なお金事情に悩まされている。

そう、とにかく甲子園出場にはお金がかかるのだ。その金額は数千万円から1億円とも言われており、皮肉なことに甲子園で勝ち続けるほどに経費が重なっていく。そのため、各校は寄付金を募っており、甲子園に出場するための重要な資金源となっている。

高野連の開催要項(第94回全国高等学校野球選手権大会)によると、出場校に対し、様々な補助制度を設けている。
 

1) 全国大会 1校20人(選手18人、責任教師1人、監督1人)を限度とし、参加者には次の通り旅費と滞在費を支給する。
  (イ) 旅費は代表校の所在地から大阪までの往復普通乗車運賃(新幹線、特急、急行料金を含む)、船舶利用の場合は普通二等の乗船運賃を支給する。ただし、沖縄、南北北海道代表校は航空運賃を支給する。
  (ロ) 滞在費は抽選日(8月5日)から、その学校の最終試合日までの日数に対し、1日1人7,500円を補助する。
  (ハ) 前年度優勝校が全国大会に出場できなかった場合、優勝旗を返還する主将と同伴の責任教師に、規定による旅費、滞在費と滞在雑費(1人1日2,000円)を支給する。
(2) 地方大会

所定の補助金を支給します。


ベンチ入りする選手18人と監督、それに学校の担当教諭の合わせて20人には、学校の所在地から大阪までの往復旅費に加え、滞在費として、1人につき1日7,500円が大会本部から支給されることになっている。
しかし、ベンチ入りができなかった選手や、在校生、応援団に対する補助金制度はないため、応援席の入場券や宿泊費、交通費などは寄付金などを利用し、学校側が負担しているケースが多い。資金力のある学校を除いては、甲子園出場に伴う資金集めは非常に悩ましい問題なのだ。

応援を含めての甲子園、というところでは、応援団の帯同は必須と考えている学校がほとんど。そのため、最近ではTシャツを販売をしたり、クラウドファンディングや、クレジットカード決済での寄付を受け付けたり、寄付金控除が活用できたり、寄付がしやすい環境整備を整えている学校も多い。

当サイト調べによると、第105回全国高等学校野球選手権記念大会の出場予定校で、寄付金先を学校公式サイトおよびクラウドファンディングサイトにて開示していたのは下記高校。


北北海道:クラーク記念国際
南北海道:北海
青森:八戸学院光星
岩手:花巻東
宮城:仙台育英
秋田:明桜
福島:聖光学院
山形:日大山形
栃木:文星芸大附属
群馬:前橋商業
茨城:土浦日大
埼玉:浦和学院
東東京:共栄学園
西東京:日大三高
千葉:専大松戸
山梨:東海大甲府
神奈川:慶応
新潟:東京学館新潟
長野:上田西
富山:富山商
石川:星稜
福井:北陸
岐阜:大垣日大
愛知:愛工大名電
静岡:浜松開誠館
三重:いなべ総合学園
滋賀:近江
大阪:履正社
奈良:智弁学園
京都:立命館宇治
兵庫:
和歌山:市立和歌山
鳥取:鳥取商
岡山:おかやま山陽
島根:立正大淞南
広島:広陵
山口: 宇部鴻城
香川:英明
徳島:徳島商
愛媛:川之江
高知:高知中央
福岡:九州国際大付
大分:明豊
宮崎:宮崎学園
鹿児島:神村学園
佐賀:鳥栖工
長崎:創成館
熊本:東海大熊本星翔
沖縄:沖縄商学

※寄付については必ず学校への確認やご自身でご確認をお願い致します。当サイトでは一切の責任を負いかねます。


今年の夏も高校野球を応援して熱い夏に!

Photo:AC photo
Edit:ミスター甲子園


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